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BRIDAL FILM / PHOTO STUDIO

Stillmotion 前夜祭 in LA

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久しぶりのブログ更新になります!
ご存知の方もいらっしゃると思いますが7月末まで3週間ほど
ロサンゼルスに行ってきました。目的はStillmotionというカナダの
ブライダル撮影チームのワークショップ(講習)を受けるためです。
少し、技術的なお話にもなってしまうと思いますが、できるだけ噛み砕いて
ご説明、お伝えしたいのがひとつと、今回のワークショップで得たことは
技術に加えて、やはり理論や心構えといったことが主です。さらに
どのように最高のブライダル撮影を進行していくかという点でお話しさせて頂きます。

Stillmotionをご存じない方のために少しご紹介しますと、Stillmotionは
中心メンバーは5人ほどのチームでブライダルの写真と映像を撮影が主な業務です。
2年ほど前に自分が友人のブライダル撮影を担当することになり、インターネットで
いろいろ他のブライダル映像を見ている時に彼らの写真と映像に出会いました。
そこには今まで自分が見たことの無い写真と映像があったのです。ミュージックビデオを
主な仕事にしてきた自分にとってもちろんその時はただ「かっこいい」という形容詞を少なからず
思っていました。しかし、彼らの作品を見ていくうちにその一言では言い表せない感情がこみ上げたのです。

それは今思うと「感動」です。見たことも会ったこともない新郎新婦さんの写真や映像で
自分は感動していました。はたしてこの感情に訴えかける写真や映像はどういう人間が
どういう理論や方法で撮影しているのだろうか?どのように新郎新婦さんに向き合っているのか?
そこに興味が沸くと同時に、なんとかこの「感動」する写真や映像を日本でも広めて行きたい。
ただの記録写真や映像ではなく、一度見たらタンスの奥にしまってしまわれるようなアルバムやDVD
ではなく、いつでも「見たい」と思われる撮影を実践して行きたい。
そんなことから自然とStillmotionのワークショップの参加へとつながっていきました。

Stillmotionから前夜祭の知らせが届いたのは、LA滞在中でワークショップ開催の2日前。
つまりぎりぎりでその情報を得たのですが、幸いなことに宿泊場所から徒歩で行ける距離の
メキシカンレストランだったので助かりました。その時間にお店に行き、2階に上がると
貸し切りのようなスペースがあり、既に数人が談笑していました。もちろん顔見知りは誰も
いないのでうろうろしているとStillmotionのシネマトグラファー、ジャスティンが声を
かけてくれて握手をし、席に座りました。全員で20人近くいたと思うのですが、特に何をするでもなく
DJがプレイして、お酒を飲みながら世間話をする感じでした。しかし、以前から名前は知っていた
リーダー格のパトリックと会った時はさすがに感慨深いものを感じました。スムースな移動撮影を可能にする
ステディカムという機材に興味を持ったのも彼のオペレートがものすごいものだったこともあります。

さらに部屋の奥に行くとフォトブースのような機材があって、みんなでふざけた写真を撮りまくりました。
画面モニタとカメラが一体型になっていて、リモコンでシャッターとストロボが切れます。とてもそれがスマートで
ひとつ作りたいなと思いました。その日はコロナを2本のみ、TV番組の編集をしているという
アジアンアメリカンのポールと親しくなり、宿泊場所の近くまで車に乗せてもらいました。
まだこの段階ではStillmotionとは何ぞやということは全くわかりません。
ただのカナダの陽気な兄ちゃんたちです。
いよいよ明日はワークショップ初日です。

Director: 酒井 洋一

前夜祭会場

右奥に座るのがCinematographerのパトリック、
中央の白いドレスがPhotographerのアミーナ、その左の紫がCinematographerのジャスティン

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