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2011年12月5日

新婦さまの撮り方

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最近、自然光がよく入る会場での撮影が増えています。
それはレストランであったり、ホテルのバンケットも同じ事が言えますが
窓が大きく、光が入る場所は気持ちのよいものです。しかし、撮影する者としては
非常に難しい条件でもあります。光が強い=陰が出やすいのです。新婦の顔やドレスの
見え方には非常に気を使うべき所です。HIGHLANDはそのあたりをどう考えているか?
をお話ししたいと思います。光が入ってくる方向としては、通常お二人の後ろ側、
いわゆる逆光が入り、どうしてもお顔とドレスは暗くなりがちです。そこで
お顔を通常の明るさに近づけ、なおかつドレスは白トビしない、ディテールがわかる
ぎりぎりを狙い、肩など、肌や輪郭の再現性は自然と背景の光にとろけるようにぼけていく
雰囲気を狙っています。明るさをどう設定するかは、カメラマンの個人差があるとは思いますが
僕はこの光に溶けていくイメージがかなり好きなので、皆さんこう撮影させて頂いています!

また、陰は全部悪者なのか?と言われればそうとは考えていません。
特にキスシーンに関しては、お二人の姿をわざと逆光を活かし暗めに設定、
幸せの瞬間を「シルエット」だけで表現するのが好きです。この時、自分は
新郎の上手側に位置し、キス終わりの新婦さまの表情を通常の明るさで撮っています。
これ、HIGHLANDの決まり事です。笑
このように「光」とうまく対峙し、最善で最高に美しい新婦さまを撮れるように常に考えています。
Director: 酒井 洋一

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