HIGHLAND TOKYO
BRIDAL FILM / PHOTO STUDIO

ウェディングムービーを一眼レフで撮る意味

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ウェディングの現場で必ず聞かれることがあります。
「それ動画なんですか?」
やはり一眼レフでムービーを撮っていること自体が非常に珍しがられます。
本来、写真を撮るカメラですが、その画のキレイさから海外はもちろんのこと
日本でもCMやPVなどで大流行しました。しかし、日本のウェディング業界では
まだまだ浸透していません。それではなぜ一眼レフで撮るのか?答えは簡単です。
レンズの交換が可能で豊富な描写の選択肢があり、新婦さんをめちゃくちゃキレイに撮れるからです。
もちろんウェディングには自然と様々なドラマが生まれます。そのなかで僕たちは映像を通して
そのドラマを、ストーリーを全力で拾い上げます。しかし、ただ記録として撮るだけではなく
そこには自分が「何を伝えたいか?」「なぜそれを撮るのか?」ということを常に考え、
最善の撮影方法を実行します。レンズの選択、光の方向性や色味、構図、その要素の組み合わせ
によって最終的に映像を見てくれる人、すなわち新郎新婦やご両親そのお友達に対して
何をどう伝えたいかを考えます。カメラマンとしても一眼レフというツールを
使って対話をしているのです。見ている人がその映像に吸い込まれるような、
臨場感があり、感動的なものを目指します。人生で最も女性が輝く日に、心から素敵に
撮影をしたい。そう考えた時に、現段階では一眼レフムービーを迷い無く選択します。
しかし、一眼レフは自分にとってもう1つの目であって、機材が一番大事というわけではありません。
朝からお二人の1日に密着し、挙式、披露宴を撮り、最後に涙、涙の手紙を読まれるとき、
カメラがどうこうというのは関係なく、もう僕はモニターに釘付けになります。

Director:酒井 洋一

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