HIGHLAND TOKYO
BRIDAL FILM / PHOTO STUDIO

コマフォト掲載/Ian +Ayako EPIC FILM

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Ian + Ayako/RED EPIC WEDDING FILM from HIGHLAND on Vimeo.

10月号のコマーシャルフォトのP55にEPICで撮影したウェディング事例を掲載頂きました。
EPICというカメラは映画を撮るような高性能カメラで、通常ウェディングでは使われていませんが
明るすぎるドレスのディテイルや、暗すぎる場所での表現が優れているカメラをウェディングでも
使ってみたいという想いで今回の撮影に踏み切りました。まさに今カメラ雑誌コーナに置いてありますので
ぜひお近くの書店でチェックしてみて下さい。

今回のロケーションは長野の菅平高原ゾンタッグというプチホテル。
他のスタッフが前日の夜まで別件があり、深夜に機材車にかつてない量の機材を詰め込み出発。
カップルがホテルの部屋を取ってくれていたので、早朝に到着後仮眠を取り、撮影準備を開始しました。
自分自身、EPICというカメラを初めてウェディングで使うので、操作の方法やオペレーションに不安が
あったのですが、直感的に操作でき、ストレスは全くなく、使っていて楽しいくらいでした。

同時にチャペルでは今回照明を持ち込みでセッティングさせて頂けることになっていたので、カップルの
左右から500Wのライトを2灯カップルを挟むように炊き、入場時にも逆光がきれいに当たるように背後に500W
を設置しました。これによって、髪の毛がキレイに表現されたり、暗い背景に人物がとけ込んでしまうのを
防ぐ効果があります。

山々に囲まれ、和やかな雰囲気の中で1日のパーティーが進行していきました。今回はHIGHLANDから
ムービーが3人、スチール1人、ヘアメイク1人という体制でのぞみ、撮影のトータルでのイメージを
共有しながら進められたことは非常に大きかったと思います。
ファーストルックのキスシーン、終盤の新郎が新婦の涙をぬぐうシーンの撮影は
5D MarkⅢですが、それ以外は全てEPICで撮影したものです。

カメラをEPICにすることで一眼レフよりも機動性は落ちるので自分の動きや考えがシンプルにならざるをえません。
その作業は決してストレスがかかるものではなく、何がこの状況で最も大切なストーリーなのかを見極めること。
映像をご覧頂けた方は感じるかもしれませんが、じっくりと丁寧な画作りを感じて頂けるのではないでしょうか。
長野での素敵なウェディングの雰囲気、雨模様で潤う緑の感じが伝われば幸いです。

Director:酒井 洋一
Director of Photography:小針 亮馬
DIT + Cinematographer:古屋 幸一
Photographer:平田 正和
Hair & Make Up:仲 ひとみ

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