HIGHLAND TOKYO
BRIDAL FILM / PHOTO STUDIO

下町で写真スタジオを始めてわかった10のこと

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1:「写真屋さん」という安心感は社会的にかなり大きい

僕たちHIGHLANDは8月に友人や結婚式/ウェディング関係の皆様向けにパーティーをさせて頂きました。その後
お店は開けているものの、何屋さんかわからない状況でした。すると、通りがかる方が、ここは何屋さんなの?と
結構な割合で聞いてくるんです。確かにがらんとした倉庫にソファがぽつんとあるだけだったので、一抹の不安感をご近所の方に
与えてしまったかもしれません。椅子がたくさんあるから家具屋さんなの?と言われたこともあります。笑
しかし、写真屋で、七五三や家族写真撮りますよというと皆さん安心された表情に変わるのが見て取れて面白かったです。
週末は結婚式の写真やムービーがメインですので、そちらもぜひ!

2: 七五三写真は皆さん撮りたがっている、飾れるようにパネルにしたい

となりにグローバルキッズという保育園があって、お母さんとキッズたちはよくスタジオの前を通ってくれます。
しかし、撮影したい方がいるかどうかは、始めてみるまで全くの未知数でした。七五三撮影の情報をリリースできたのは
9月頃で、七五三のアプローチをさせて頂くには、かなり遅いスタートではあったものの、少しづつながらも
おかげさまで現状10件ほどのご予約を頂いております。この江東区、墨田区エリアだと亀戸天神や富岡八幡宮が多いですね。
また、通りがかりの方とお話しする際も、写真は「撮りたい」というお声を多数頂き、この地でこうして七五三や結婚式の写真や
映像を提供できて良かったなと感じました。そして、スタジオ内にはサンプル用に大きいサイズの写真を飾っているのですが、パネルに
して欲しいというご要望も多いです。やはり、写真は引き伸ばしてみるとまた別の魅力を発しますね。家族写真や記念写真も、気軽に
撮れるようになれば嬉しいです。

3: 着物レンタル、着付け、ヘアメイクは結構良い値段がいる

普通の感じで着物レンタルをすると、込み込みで5万円くらいすることがわかりました。自分が思っていたよりも結構かかるんですね。
下町という場所柄、衣装レンタル屋さんはあちこちにあって、じっくり比べる事ができました。HIGHLANDはその中でも小規模でやられている
お店をピックアップしリーズナブルなものから特に昭和初期などの貴重なアンティーク着物まで、2.5〜5万円くらいの価格帯で、それぞれの
お子さまに合ったお店をご案内させて頂きます。また、着付けやヘアメイクなども同時にご紹介可能ですのでご安心ください。
個人的にはアンティークの着物が質感、柄ともに素敵に感じたので、ぜひお勧めさせて頂きたいですね。

4: レゴってやはり最強

人生で初めてレゴのいろいろブロックが入っている赤いバケツを購入したのですが、これが男女問わずこどもたちに大人気で
結構遊んでくれます。撮影前にはお打ち合わせをさせて頂きますが、その際もお子さんたちはレゴに夢中な子もたくさんいます。
組み立てるパターンによって無限の可能性がある感じがよいですよね。ただし、大人が興味本位でやってみると思ったより
うまくいかず、数日落ち込む可能性があるので注意しましょう。HIGHLANDの七五三、写真・映像撮影にはマストアイテムとなっています。

5: アンパンマンもやはり最強だったんだね

アンパンマン嫌いな子っているんですかね?まさにユニバーサルデザイン。これもレゴに並び、かなり人気で、アンパンマンとバイキンマンと
ドキンちゃんのパペットをご用意しています。例えご機嫌ナナメになってしまったお子さんでも、アンパンマンで機嫌を直してくれやすいです。
Amazonで買ったのですが、「この商品を買った人は」みたいな欄に、食パンマンも上がってきてるので、いずれ買ってしまうと思います。

6: 撮影時間は1時間でも長い(お子さんが飽きてくる可能性が)

集中が続く時間が本当に短いので、短時間にどれだけステキな写真を撮れるかというところがポイントです。大手のスタジオのように決められた
光で、決められた時間内に、1カットおいくらというサービスではないので、フォトグラファーの腕が試される挑戦だとは思います。しかし
できるだけ自然でリラックスした雰囲気の中でステキな表情を引き出したいと思いますので、お子さんのテンションにも合わせつつ、ハイクオリティで
なおかつスピーディーな撮影が必要だと思います。お子さんも慣れない、少し動きにくい着物だと疲れちゃうケースもありますよね。
でも女の子はほとんど、きれいな着物が着れて、やはりテンション上がりめですね。女の子に赤やピンクの着物。これ間違いないです。

7: 良い太陽光/自然光は待ってくれない

HIGHLANDのスタジオは南窓と西窓があり、午前中から夕方にかけて自然光が入ってきます。元々は工場だった
スタジオなので、昼間の室内は決してまぶしいくらい明るいわけではありませんが、壁を全て白に塗ってあるので
淡い光がフラットにまわるような感じできれいです。ただし、自然光活かしで撮影されたい方は午前中から午後早め
の時間帯の撮影をお勧めさせて頂いています。太陽との追いかけっこですね。夕方以降は撮影ができないの?というお声も聞こえてきそう
ですがその際には、スタジオ内で大光量のストロボを使用しますので、ご心配なく!ちょうどこの記事の添付写真がストロボ使用してます。

8: 地域の近隣のお店/個人商店と仲良くなりやすい

下町エリアで個人商店が多いので、近隣のお店と連帯感が生まれやすいです。ランチに近くの喫茶店や定食屋さんに行くと
自然と会話が生まれ、いろいろな情報交換ができます。つい最近も目の前の喫茶店(名前は憩)のマスターのお孫さんのお宮参りを
撮影させて頂くことになりました。今の場所にスタジオをOPENしてからも墨田区、江東区エリアのいろいろな方と交流が
持てているので、引き続きそのご縁を大切に、頑張っていきたいと思います。

9: ¥25,000〜/全データ納品という撮影プランはこの街にフィットしている(気がする)

スタジオ内のみの¥30,000くらいという、いわゆる七五三撮影の相場価格よりは、抑えめの設定にさせて頂いています。
というのは、墨田区、江東区は全体的に物価が安いです。特に感じたのは食べ物屋さんの価格が安いのと、個人的に肩が
こるのでタイマッサージ屋さんにたまに行きますが、目黒、渋谷エリアであれば60分6,000円のところが、こちらだと3,000円です。
マッサージと写真を比較していいものかわかりませんが、そういう理由から若干抑えめな金額を設定させて頂きました。

10: 七五三を撮るフォトグラファーは撮影技術だけではなく、人間力が問われる

普段、結婚式/ウェディングのムービー撮影をしていると気がつきますが、フォトグラファーは本当にコミュニケーション能力高い
方が多いです。その理由としては、お二人との関係づくり、雰囲気のため、集合写真などで立ち位置を指示したり、結婚式会場の進行係
であるキャプテンとやりとりをする機会があるからだと思います。それと同様に、七五三の場合は特に小さなお子さんですので、ただ
技術があるだけではステキな写真は撮れないと思います。HIGHLANDでは主に人間的にも写真のトーン的にも柔らかい女性カメラマン
が担当させて頂くことが多いです。

というわけで長文を書かせて頂いたですが、実はこの記事、書くのに数日かかりました。笑
長文を読んで頂いたお礼に、行きつけのタイマッサージの名前を明かします。菊川のパンサーです。
マッサージ屋さんでお会いできたらぜひお声がけくださいね。

HIGHLAND
Director: 酒井 洋一

PHOTOGRAPHER: ASAMI KIKUCHI
MODEL
森下の素敵な洋服屋さんsnugのご家族

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